長野県と山梨県の境に位置する八ヶ岳。
都内からのアクセスも良いこの地には、トラべろできる場所が沢山ある。
八ヶ岳山麓は広いエリアだが、今回は山梨県清里、長野県原村、茅野というエリアを中心に取材したぞ。
清里で地ビールとカレーを堪能
東京から約2時間の場所に、清里はある。
その清里駅から徒歩10分程のところにあるのが、「萌木の村」である。
ここにはレストランからホテル、雑貨屋などもある清里を代表するスポットだ。
そこのシンボルとなっているのが「ROCK」だ。
ここでは名物のカレーと、レストランの地下で醸造されている地ビールを楽しむことができる。
入り口を入ると、ドドンと醸造タンクとタップ付きのカウンターが眼に入る。
醸造タンクは透明でカッコいい…。
席についたら、さあ、カレーとビールを頼もう。
カレーはまあまあ量が多いので、女性の方は少な目でもいいかもしれない。
今回頼んだのは名物地ビールの「ロックボック」。
プハーッ!
文句なしにウマイ。
カレーも、トロトロに溶けた肉が当たり前のようにウマイ。
食事を楽しんだら、レストランの入り口の売店でビールを買おう。
種類も豊富で、ピルスナー、ドゥンケルなど色々ある。
食後は敷地内をテクテク散歩すると気持ちいい。
良い感じの陶器のお店なんかもある。
林を歩いて、滝の見える丘に行くルートがあったので、歩いてみた。
着いた。
遠い。滝が…。
まあ、こういうのも旅の醍醐味だよね。
ペンションにチェックイン&BBQ
清里を満喫したら、長野県原村に向かおう。
清里から八ヶ岳の麓を通って車で30分くらい。
途中、吐竜の滝という言い感じの滝もあったりするので、寄ってみると楽しい。
さあ、原村に着いたぞ。
ペンションにチェックインしたら、ちょっとのんびりした後、温泉に行ってみるといい。
もみの湯は地元の人に愛されている温泉で、17時以降は300円という安さ!
露天風呂もサウナも付いててこの価格はヤバい。
ひとっぷろ浴びたら、ペンションの庭でBBQ開始だ!
高原気候の中で夜にするBBQは最高だ。
BBQには、近くの産直市場で仕入れた野菜やソーセージなんかを使うとより最高だ。
先程買った八ヶ岳地ビールでグビッといこう。
ペンション&BBQ&地ビール。
これぞ、この旅の醍醐味だ。
今回は、夜にイベントがやっていたので、そちらにもお邪魔した。
ビニールハウスがナイトマーケットになるイベント「スークスーク」へ
田畑地帯のど真ん中にある、花農家さんのビニールハウスがナイトマーケットになるイベント「スークスーク」だ。
この説明だけだと、どんなイベントなんだ…?と思う人が多いと思う。
実際行ってみると、規模の大きさとお洒落さに驚く。
今年の開催日は6月。この時期にしか行われていないイベントなので、是非チェックして行ってみて欲しい。
このエリアでは、イベントがたくさんやっているので、気になるものがあったら是非行ってみてね。
もちろん、イベントが無くてものんびり楽しめるぞ。
イベントから帰ったら、フカフカのベットで就寝。
朝はお散歩&絞りたて牛乳を楽しもう
ペンションヴィレッジは朝が気持ちいい。
天気が良かったら、ペンションヴィレッジを散歩してみよう。
庭が綺麗なペンションが多く、洋風の一軒家と花が綺麗な町並みを歩いていると、異国に来た気分を味わえる。
散歩を満喫したら、朝ごはんだ。
ペンションで朝ごはんを食べるのも良いが、こちらも天気が良かったらオススメしたいプランがある。
まずはペンションヴィレッジを車で下って、はらむら自由農園の隣にあるパン屋さんでパンを買おう。
たくさんの種類がある。
パンを買ったらそのままちょっと登ったところにある農業大学校へ。
ここはその名の通り、農業の学校なのだが、一般の人も入れる。
ここの名物が絞りたて牛乳だ。
カップに入った牛乳をゲットすることが出来る。
毎回あるわけでは無いらしいが、飲むヨーグルトもあったりするぞ。
そして、八ヶ岳が綺麗に見える原っぱのテラスでのんびりパンと牛乳を食べよう。
ああ、最高だ…。
こんなところで毎日こうやって朝御飯食べながら生活できたら最高だろうなー。とか思ってしまう。
敷地内には動物もいるぞ。
旅の締めは、車で20分程行ったところにある「御射鹿池」へ。
まあまあなグネグネの山道を登ると到着する。
静かな気候と、澄んだ水のおかげで、周りの木々が水面に映ってとても美しい。
最近だと映画やテレビのCMなんかでも舞台になっている。
いかがだっただろうか?
八ヶ岳の自然とビールを楽しむことの出来るこの旅。
冬は寒いが、夏から秋にかけては綺麗な自然の中でお酒を楽しむことができる。
なによりペンションに宿泊するのが最高なので、泊まったことの無い人は、是非一度試してみてほしい。
それではまた!
著者プロフィール
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神奈川県藤沢市出身、東京育ち。両親が高知県四万十市生まれで、四万十川が心のふるさと。
ばあちゃんが民宿をやっていて、旅行が大好き。学生時代はアメリカ横断したり海外は20ヵ国以上旅したが、最近は疲れるのでもっぱら国内。
「トラべろマガジン」を運営している。
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